WEB-REPORT 私立美術館/文化・観光施設フォトガイド 


Photo guide of private museum and culture,sightseeing facilities
私立美術館/文化・観光施設フォトガイド NO.13


旧豊後森機関庫
大分県大分県玖珠郡玖珠町大字帆足

旧豊後森機関庫については、以前から地元の町おこし活動や建築士の保存運動等で、たしか新聞紙上で時々紹介されたことがあった。ただ、鉄道ファンでもない私にとって、特にこれまで関心を寄せることもしなかった。そんな施設が気になり始めたきっかけは、2009年 (平成 21年) 2月6日 、「旧豊後森機関区の関連遺産」として、「扇形機関庫と転車台」が 近代化産業遺産 に認定されてからのことである。ちなみに 大分県ではこの旧機関庫と同時に、別府市の「竹瓦横町の(日本一古い)木造アーケード」が認定されている。
そんなわけで、これまで幾度となくこの側を通り過ごしてきたのだが、今回初めてこの旧機関庫に足を運んでみたくなった。場所は、国道210号から玖珠町商店街中心部方面に向かい、JR久大本線「豊後森駅」の側。駅周辺の商店街は少し寂れた感じだが、その一角のかなり広い敷地内に建つ特徴ある建物が目に飛び込んでくる。
周囲に建つ円柱で支えられた扇形のこの施設は、最盛時には 蒸気機関車 21台が所属する大規模な機関庫であったとのことだが、今は上部のガラスは割れ中はがらんどー。扇形の中心には機関車の方向転換のための転車台があるがもちろん機能はしていないが、これらを目の当たりにすると、現代から過去へタイムスリップしたような妙な感覚になる。1934年(昭和9年)に完成、ディーゼル化にともない1970年(昭和45年)に廃止されて以来、40年近くを経た今もなお、こうした形でよくも残っていたものだという思いがする。
玖珠町は、旧機関庫と敷地をJR九州から買収。 2008年(平成20年)には、鉄道記念公園整備計画を策定しており、将来的には鉄道記念公園として整備する計画という。
(下段右2枚の往時の写真は、現地案内サインから転載したものです)
(撮影/取材:平成21年4月1日)


企画・取材・撮影・編集(Web Design):ITOデザイン事務所/伊藤輝和




サイトポリシー | サイト概要 | 著作権 | 免責事項 | リンク | お問い合わせ HOME  |  WEB REPORT | 私立美術館・文化・観光施設フォトガイドINDEX

COPYRIGHT(C) BY ITO DESIGN OFFICE & TERUKAZU ITO,All Rights Reserved.