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変貌する別府市のウォーターフロント(別府港海岸)
Waterfront of Beppu-city Undergoing a Complete Change



別府港海岸の現状と「別府港海岸保全施設整備事業」(国)と「新別府港港湾計画」(大分県)について

●別府市は東に波穏やかな別府湾を擁し、西には由布・鶴見岳を配する風光明媚な温泉都市。
市街地は、後背に位置する扇山があたかも扇の要であるように、緩やかに傾斜した扇状地が海岸線へと広がっている。
その別府市の海岸線は南北に延び、南の大分市との市境から北の日出町境界までの長さは約9.8km(国道10号の沿線距離に基づく)、水際線総延長距離は約12km(国土交通省資料より)ある。

かつての別府の海岸線は自然の砂浜がほとんどで、天然海浜砂湯や潮干狩り、海水浴と、魅力有る海岸線として市民や観光客で賑わいを見せていたという。
それが、港の新設・拡充整備や埋め立てによる市街地造成、高潮・波浪等の自然災害対策のためのコンクリート護岸造成等、人の手が加わるごとに徐々に昔の海岸線の魅力を失い、いつのまにか海岸から人を遠ざけてきてしまっている。
現在別府市のウォーターフロント(別府港海岸)で、『海に親しめる自然海岸や半自然海岸は水際線総延長(約12km)の約2割弱』となっている。また、防災面から護岸の老朽化や台風被害、大規模地震被害などの対策を早急に取り組む必要に迫られているという。

このようなことから、国直轄事業として「別府港海岸保全施設整備事業」が13年度から23年度までの11か年事業で始まっている。
その内容は、北浜地区(1)(2)、餅ヶ浜地区、上人ヶ浜地区の4か所、延長は約2キロの整備ということで徐々に整備が始まっている。加えて、大分県の「新別府港港湾計画」として、石垣地区の国際観光港を拡充するためのフェリー埠頭の拡張再編計画や、マリーナ機能充実のための北浜ヨットハーバーの前面拡張、市民の新鮮なレクリエーション地帯としての関の江海岸環境整備事業等々、別府港海岸線のあちらこちらで工事が進展しつつある。が、公共工事費削減の影響で、一部計画の遅延も出ており、すべてが計画通りに進むか予断を許さない状況である。
(平成19年('07)10月現在)


■参考資料
よみがえる別府の海岸 〜国の海岸保全施設整備事業・新別府港港湾計画がスタート 〜「市報べっぷ特集(平成14年7月号 )」
別府港海岸国土交通省九州地方整備局 別府港湾・空港整備事務所HP
別府港海岸里浜づくり 別府港海岸を通年的に活用する方策について 別府里浜づくり新聞

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