WEB-REPORT 町並みまちづくりウォッチング


町並み・まちづくりウォッチングNO.12

鉄輪温泉地区まちづくり交付金事業
別府八湯鉄輪温泉(いでゆ坂・みゆき坂・鉄輪むし湯・大谷公園他)
大分県別府市鉄輪温泉一帯


別府八湯の一つ鉄輪温泉は、町の至る所から湯けむりが立ち上り、今も湯治場の風情漂う温泉郷。この鉄輪温泉のメインストリートいでゆ坂・みゆき坂を中心に、国のまちづくり交付金事業を活用して平成17年10月から5年計画で街並み整備が進められている。
『このまちづくりによって、日本を代表する湯けむりと情緒あふれる鉄輪温泉は、その魅力をさらに高め、ふれあいとにぎわいあふれる温泉街となり、下駄の音色まで生まれ変わります。』(別府市広報資料より)とのこと。
既に鉄輪むし湯やいでゆ坂・みゆき坂の石畳等の整備は完了し、この度平成19年度事業の大谷公園等の整備が完成したのに伴い、鉄輪温泉の変わりつつある街並みを取材してみた。
*鉄輪温泉に関するHPは別府八湯フォトアルバムシリーズ『鉄輪温泉」別府八湯ウォーク「鉄輪温泉湯けむり散歩」及び「湯あみ祭り」を参照下さい。
(取材・撮影:ITOデザイン事務所/伊藤輝和 平成20年04月05日/11日)




まちづくり交付金事業を実施している市町村の中から、特に優れた地区を表彰する「まち交大賞」(まちづくり交付金情報交流協議会主催)の平成18年度地方大会で、地域の特性を活かした提案が住民主導で行われ、今後他の地区のモデルとなるような事業が実施されていることが評価され、「鉄輪温泉地区」が九州代表(ほかに長崎県壱岐市と宮崎県日向市)に選ばれた。』(平成19年4月号 市報別府特集より)
この鉄輪温泉地区まちづくり交付金事業は、平成17年度〜21年度の5年計画で総事業費は約9億6600万円 。
温泉管共同ボックス設置 、市道の美装(石畳)化・街路灯整備 、温泉遺産の復活(洗濯場・泉源跡)、鉄輪むし湯新築、大谷公園整備、ポケットパーク整備が計画・実施されている。

(ここに掲載した写真には、まちづくり交付金事業によるもの以外に、地元有志による句碑の建立や昭和60年頃から進められてきたいでゆ坂通り会による街路灯、アーチ、共同浴場等の整備も含まれている)




平成17年度は、メインストリートの「みゆき坂」「いでゆ坂」の石畳化が完了、温泉遺産の「洗濯場」の復元。平成18年8月には「鉄輪むし湯」が新築オープン、2階には観光客と地元の人たちの交流拠点として「観光交流センター」を新たに併設。屋外には無料の「足蒸し」が併設され、気軽に観光客と地元住民とが温泉の温もりを楽しみながら談笑している光景に出会うことができる。
平成19年度は大谷公園のリニューアル、ポケットパークの整備、その他道路の石畳化など、観光客の回遊性を高める整備が引き続き行われている。
平成20年3月リニューアルした大谷公園は、上下3段に別れ、1段目には全国的にも珍しい「足岩盤浴」、2段目にはイベントなどが可能な屋根付きのステージ 、3段目は芝生広場となっている。
また、「鉄輪むし湯」そばの「蒸し湯」跡地には、鉄輪温泉を開いたとされる「一遍湯かけ上人像」の建立と、昔の蒸し湯を再現したものが整備されている。

鉄輪温泉の詳細は、
別府八湯フォトアルバムシリーズ『鉄輪温泉」を。



企画・取材・撮影・編集(Web Design):ITOデザイン事務所/伊藤輝和             INDEX | WEB-REPORT |  町並みまちづくりウォッチングINDEX  |  別府八湯まちなみ彩都  




COPYRIGHT(C) BY ITO DESIGN OFFICE & TERUKAZU ITO,All Rights Reserved. HOME  |  WEB REPORT