大正昭和・浪漫のかほりー別府の近代建築遺産/Modern Architecture Inheritance of Beppu


大正昭和・浪漫のかほりー別府の近代建築遺産 NO.05



赤いとんがり屋根の洋風病院建築
野口病院管理棟

別府駅の山手側、閑静な住宅地の一角にひときわ目立つ瀟洒な洋風の建物が野口病院(管理棟)。
野口病院は大正11年(1922年)7月に初代院長野口勇三郎博士に よって開設、開設以来甲状腺疾患の治療と研究にあたり、甲状腺の治療件数は世界一の実績(当病院HPより)があるという。
この建物は北九州の財界人で、別府市立美術館所有の絵画コレクションに大いに寄与された佐藤慶太郎氏から寄贈されたものという。
正面の赤い四角錐の尖塔屋根を中心に、左右対称に半切妻洋瓦葺の屋根を持ち、屋根下はハーフティンバーに白漆喰を取り入れた、木造二階建てモルタルスペイン壁の均整のとれた外観が、町並みのグレードを高めている。
昭和61年(1986年)全面改装が行われたが、外観の美しさはそのままに修復保全され、現在も野口病院の管理棟として使用され、平成8年に国の登録有形文化財(建築物)になっている。80数年の間、その姿を今に留めたこの建物は、現在も市民に親しまれ、「山の手レトロ散策」ウォーキングツアーのコースにもなっている。
(更新:平成20年2月23日)
昭和61年('86)改修前撮影 平成12年('00)撮影

企画・取材・撮影・編集(Web Design):ITOデザイン事務所/伊藤輝和

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