大正昭和・浪漫のかほりー別府の近代建築遺産/Modern Architecture Inheritance of Beppu


大正昭和・浪漫のかほりー別府の近代建築遺産 NO.13/14



大正期のモダンな木造洋風建築

平尾邸・田の湯館・元上田の湯郵便局

平尾邸
元南小学校の前の通りから朝見川橋を渡り、東別府駅に向かう道の途中の左側にひっそり佇むモダンな木造洋風建築。
別府の政財界に貢献した平尾謙平さんが大正初期に新築した住宅で、主に接客空間として使われていた建物であったとのこと。私邸のため、この半切妻屋根桟瓦葺2階建の洋風建築を高塀越しに見るだけで、中の様子を伺い知ることが出来ない。解説はこちらのサイトを参考にしていただきたい。
(別府ふるさとガイド)

元上田の湯郵便局
(取り壊し)
流川通りと中央公民館前の通りとが交差する角の山手側にあったレトロな木造二階建洋館風建物。昭和8年(1933年)別府流川通八郵便局として開局。その後上田の湯郵便局の後、喫茶店として使用されていたが取り壊され今は無い。
民宿田の湯館(取り壊し)
田の湯館は別府でも珍しい洋風木造三階建ての建物。最近拡幅工事が進んだ別府市中央公民館の通りに面し、別府ならではの別府石の外構と共にひときわ目立ち、この界隈のランドマークとも成っている。
この田の湯館は、日本に電力事業を興し電力の鬼と呼ばれた松永安左衛門の遠戚に当たる松永万八が、大正2年に別荘として建てたもの。本館は寄棟造桟瓦葺の屋根の軒先をアーチ型や三角型にして変化をつけた洋風のモダンな感じは、今でも決して見劣りすることがない。
戦前、今のご主人の先代が改造し民宿として始めたのが「民宿田の湯館」の始りときくが、終戦後、米将校の宿舎を経て、外装は一部変更されているものの、折りたたみの硝子戸や、式台付の玄関、広縁廊下、客室などは当時のままという。別府の街並みから、木造三階建ての建物が次第に失われていく現実を見るに付け、歴史を感じさせる田の湯館のような建物はぜひ大切に残したいもの。
(更新:平成20年2月20日)
しかし,現在は取り壊されて、コンビニに取って代わられもうみることが出来ない(更新:平成25年4月20日)
平尾邸:
左昭和61年/右平成12年撮影
田の湯館:
左昭和61年/中平成12年/右平成20年撮影
元上田の湯郵便局:
左昭和61年/右平成12年撮影

企画・取材・撮影・編集(Web Design):ITOデザイン事務所/伊藤輝和

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