別府八湯まちなみ彩都/別府八湯ウォークシリーズ


人情の町亀川遊湯散策
別府八湯ウォークのうち、亀川温泉一帯のウォーキングツアー版。
亀川温泉は、別府の中心街から海岸線を北へ、国道10号線に沿って発展した温泉郷。温泉量も豊富で、多くの公衆浴場を中心ににぎやかな商店街・旅館や、山手の別荘・保養所、海浜の天然砂湯など多様な温泉場の町並みが形成されていた。このウォークでは、それら亀川の往時の町並みを散策した。
主催:別府八湯亀川温泉・亀カメ倶楽部(写真説明は一部亀川ウォークガイドマニュアルから引用しました)

撮影:ITOデザイン事務所・伊藤輝和 平成15年8月3日(日)



左:JR亀川駅前にて、参加者23名記念撮影。(拡大写真あり。ダウンロードして、ご自由にプリントご使用可)
右:明治44年開業のJR亀川駅をバックに、石井はぐれさんと愛車。亀川駅は開業当時の面影を残しており、県内では東別府駅と並んで現存する駅舎の中では最古。

左:ラッキーおのさん(今日新聞記者)の名ツアーガイドのもと、いよいよ出発。
右:浜田町に通じる駅前通の入り口に架かるWELCOMEアーチには、旅館・割烹・画廊など7軒の亀川旅館組合の表示が見られる。

左:大正7年開業、現在も営業中の旅館としては亀川で最も古い旅館の一つの「小松屋旅館」。裏の庭先からは、亀川バイパス、亀川港が見えるが、昭和30年代まですぐ海だったという。
右:小松屋旅館の玄関に飾られた大輪の芙蓉が印象的。

左:街角のポンプのモニュメント。住民の街並みデザインに対するこだわり!
右:龍の鏝絵。朽ちかけた屋根にかろうじて残る年代物。

左:昭和初期から変わらない岩男自転車店。
今も軒先で元気に自転車修理に精を出す、岩男のおじいちゃん。すっかりカメラ慣れし、気さくにポーズをとってくれる。
右:旧浜田温泉。明治時代からあった温泉だが、現在の建物は昭和10年5月に建てられたもの。昭和10年9月亀川町は別府市と合併。今でも土台の石に刻まれた「亀川町」の文字が示すように、当時の亀川町が建てた建築物としては唯一残る貴重な「地域の記念碑」。

左:旧浜田温泉。宝形造銅板葺の大屋根に、三角形の千鳥破風と唐破風が重なった変化に富んだ屋根が特徴的な宮造りの温泉建築。新浜田温泉の新築と共に、2002年3月19日に閉鎖。
*旧浜田温泉については右のサイトを参照して下さい→別府の近代建築遺産「浜田温泉資料館」
右:(新)浜田温泉。旧浜田温泉のスタイルをそのままに引き継いだ、コンクリート造りの温泉場。元はこの地は、すぐそばまで浜で、砂を掘ると湯が沸き、自然そのものの天然砂湯が昔からあった場所。新・旧浜田温泉が道路を隔てて対峙している。

浜田町を貫くこの通りは、新川交差点を経て亀川の商店街へとつながる旧国道で、昔はこの通りに面して旅館や割烹が繁栄した様子がうかがえる。
街角や店頭には植木や花が飾られ、さりげない住民のおもてなしの心意気が伝わってくるようだ。

新川交差点から亀川商店街に通じる旧国道とJR日豊線との踏切。
(離合もままならないほど狭く、しかも斜めに交差しているので、危険この上ない踏切。亀川には、車椅子の身体障害者が多く、改善が求められている)

左:不思議な温泉施設。
(引き湯を貯めるために、サイフォンの原理を応用したという?土管のパイプ)
右:小さな浴槽だが、常時お湯がこんこんと注がれている内湯。温度は39〜40度の適温だった。

左:新川に流れ込む小川(生活排水路?)
右:蕩耶泉(とうやせん)一帯の泉源の一つ。
(現在は存在しないが、江戸時代から明治初期には蕩耶泉という浴場があり賑わっていたと言われる)この一帯にはいたるところに泉源があり、亀川地区でも泉源が集中している場所。蕩耶とは「よこしまなものを雪(すす)ぎなおす」と言う意味で、博打をした若者から取り上げた罰金をもとに温泉を建てたところから、蘭学者帆足万里が命名されたといわれる。

亀川は気候が穏やかで温泉が豊富なため、別荘や保養所も多かった。帆足家も戦前までは企業の保養所だった屋敷。
左:帆足家の門
右:帆足家の庭

左:帆足家の庭
右:帆足家の敷地内にある明治時代に建てられた浴場。石積みの目地に細かな石を埋め込んだ浴場の壁が特徴的。

左:一宮医院跡の門柱。(別府石で積まれた門柱が珍しい)
右:源泉の一つ。

左:西光寺の経堂。(別府市の文化財に指定されている、別府唯一の輪蔵のついた経堂)
右:輪蔵の説明(輪蔵は八角形で、お経をたくさん収めており、1回転させるとたくさんのお経を読んだのと同じ御利益があるとされる)

左:からつや(陶器店)
明治23年築、寺子屋も開かれ、庭には150年の松もある由緒ある家。
右:和田家
昭和6年築。戦前は銭屋の屋号で酒屋、戦後は入湯貸間もした。

左:伊藤酒店
大正6年築(?)。旧国道に面したこの地域の古い商屋のほとんどは内湯を所有しているという。
右:伊藤酒店の内部
10畳ほどの広さだが、立派な天井の梁が印象的。

今回のツアーは、時間の都合により、亀陽泉界隈と四の湯周辺の探索は省略しました。

亀川を中心にした詳細のHPは、別府八湯フォトアルバムシリーズ<亀川温泉>を参照ください。

企画・取材・撮影・編集(Web Design):ITOデザイン事務所/伊藤輝和



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